フルタのチョコエッグは海洋堂のリアルな動物の模型で人気を得ました。
その後、海洋堂はチョコエッグの模型から撤退し他のメーカが模型を供給するようになったみたいです。
2004年初め西日本でSL&ブルトレが販売されたので買いました。
全19種類+シークレット1種(C57 1)です。
私が買ったのには(No.1 )1号機関車と(No.15)EF81カシオペアが入っていました。
EF81は1/290 1号機関車は1/200とのこと 軌間は4.35mm なので1/235? |
EF81 の部品構成 |
チョコエッグ動物シリーズ いたち(海洋堂製) |
C53は流線型C53 43 |
EF81と1号機関車はそこそこの出来だったので再び買ったら8620形が入っていました。
しかし、その形状はディスプレーモデルなのに酷く乱れていました。
実物の観察から設計すれば、あり得ない乱れがあり、なぜこうなったのか?
どうも有井のNゲージを約1/2の大きさにした様です。
まず目に付くのボイラーの異常な腰高です。
これは有井の場合は動力機構を組み込むためですが、チョコエッグでは、なぜか更に腰高になっています。
部品構成を見てみると下回のバルブギヤの上に不要な板状の部品がモールドしてあります。
そこで下回りの余計な部分を削りボイラーを1mm下げて見ました。
次はNゲージのオーバーサイズの太さから、更にオーバーな表現になっている部分。
煙突は化粧煙突を意識したのでしょうが細すぎ、安全弁は2本まとまってモールド、
発電機はボイラー上に浮いています。
デフのステー、デッキのつかみ棒、コンプレッサ排気管など、
このスケールでは省略した方がすっきり仕上がるものが、ごてごて付いて
結局全体のプロポーションを乱しています。
C56みたいに煙室に乗ったヘッドライト、アーノルトタイプのフックを切断したようなテンダーカプラはご愛敬。
変な物の欠点を指摘することは容易ですが、自分の作品はどうかと言うと??
8620 オリジナル |
部品構成 |
車高を下げてみた、8620に見えるように するのは、もう少し手入が必要? |
2006年3月16日より関西地区でもホンダ車が発売になりました。全16車種(彩色違いを入れると20種)。
16個購入した時点でシークレットのN360を含む11種入手できました(2006.3.26)。
正確なHOスケールではありませんがレイアウトのアクセサリーとしては十分使えそうです。
アコードワゴン ライフ シビック1200 レジェンド フィット オデッセイ1994年 S800 ビート NSX S2000 N360 |
2004.2.8作成 2006.4.2更新