その数は少なくなって来ていますが日本の原風景として茅葺き民家は、欠かせません。
私の場合は祖父の家が茅葺き農家で、子供頃遊びに行った時の印象が強く残っています。
祖父の家は伯父の時に鉄板で屋根を覆い、従兄弟の代で建替えられ現在は残っていません。
神戸市は茅葺き民家が多く残っており近所でも見掛けられます。
農家の場合、小さく見えても実物は母屋は約100m2(30坪)、納屋で33m2(10坪)ほどあり、
模型化するときは、小型化しないと収まらないようです。
近所の民家(2007.6) 屋根の上部は「さんけい」タイプ |
家の回りは植え込みで囲われています。 |
祖父の農家は入母屋で田圃の中に単独で建っていました。自宅近所の農家も独立して田圃の中に点在しています。
美山町北「かやぶきの里」 |
かやぶき食堂 美山町 |
美山民族資料館 |
家の回りは開放的で植え込みも低木 |
谷間の緩い傾斜地にまとまって民家が建っています。家の回りは開放的で建物が良く見えます。
元々は民俗資料館のように板壁、板戸だったそうですが、現在は一部土壁も使われています。
2008.5.18作成
2010.3.7更新