開放ランプ UNCOUPLER

IMON分岐器をエンドレスに組込んだ機会に、運転のバリエーションを増やすため連結器を自動で外す
開放ランプ(Kadee 709 MAGNE-MATIC UNCOUPLERS) をIMONの直線線路に取り付けました。
Kadee 709はHOn3(10.5mmゲージ)用ですがTT-scale(12mmゲージ)にも適用出来ると袋に書いてあります。
取り付け部分の枕木を切り取り、砂利のモールドを削ってUNCOUPLERの上面をレール上面に合わせました。

以前に分割式レイアウトを作ったときにKadee 709とKadee #711カプラーの組合せによる12mmゲージでの作動状況は
確認済みですが、今回新たなカプラーを含めて動作を確認しました。

Kadee #711
開放は問題なし
UNCOUPLER上で連結すると
遅延開放状態可能
Kadee #78左 #58右
開放は問題なし
UNCOUPLER上で連結すると
遅延開放状態可能
ACCUMATE PROTO:HO
開放は問題なし
UNCOUPLER上で連結しても
遅延開放状態にならない場合がある

ACCUMATEのPROTO:HOカプラーは12mmゲージで使用した場合、開放は可能ですが遅延開放状態にならない
ことがしばしば発生しました。一方、Kadeeは#711、#58、#78どれもUNCOUPLER上で連結すると
遅延開放状態可能になりました。ACCUMATEのPROTO:HOカプラーはコストが安く、取り付け位置が#711と互換性があるなどメリットが多いのですが12mmゲージでの自動開放は苦手のようです。

Kadee #58は取付けボックスが#5と同じ大きさでカプラーヘッドがHOスケールなので標準軌では#5を交換するのに
便利ですが、12mmのボギー車では車輪と干渉することがあります。
Kadee #78は取り付けボックスもHOスケールにしたもので取り付けボックスの幅は狭いですが、取り付けビスの位置は
#711と異なるりビス穴を開け直す必要があります。しかし開放ランプでの動作は確実なことが分かりました。

すずしろ鉄道では最近増備した機関車やトレーラーの編成の両端のカプラーはACCUMATEのPROTO:HOカプラーを
多く採用していましたがKadee #78も再検討して見みることにしました。

2007.1.7


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