HOn3.5は車両だけでなく、線路回りの風景との調和がより特徴がでると分かっていても
スペースややりたい工作の優先順位でなかなか取りかかれませんでした。
そこでまずは出来るだけ小スペースで作成可能なセクションレイアウトに取りかかることにしました。
大きさは以前,900mm×300mmのセクションを持っていましたが、結局保管スペースなどの問題で
維持できなかったことから572mm×300mm(長手方向 実物換算50m IMON組線路2本分)としました。
12mmモジュールの規格はCarthagoにありますが、路盤高さを設置面から100mmのところが
IMONトラックの下面になるように高くしました。
組込む要素は鉄橋、トンネル、架線と少々欲張っています。
工作開始から9ヶ月、2005年5月に川の水面を作って一応工作完了としました。
ごく普通のデッキガーダーとしました。でもこれってキットをさがすと以外とないものです。
マイクロエンジニアリングのHOn3 50フィート オープンデッキガーダー(#75-503)を購入しました。
HOn3用なので枕木方向は狭いのかと思ったら米国型はナローでも長い枕木を狭い間隔で敷いています。
一旦はそのまま組んでみましたが、結局枕木方向を詰めて作り直しました。
HOn3用をそのまま組立 |
日本型用に枕木方向を詰めて組み直し 白い部分はプラ板で作った筋交い(2004.8.28) |
鉄橋の色は赤にしました。 橋脚は昔のレイアウトから外した20年以上前の ファラーの石垣シートを使用。 同じく昔のレイアウトからコルクの岩を移設。
|
トンネルポータルはファラーで 昔のレイアウトから転用 地形は発砲スチロールと100円ショップの白色粘土 コルク樹皮を1個買い足し岩を増やしました。 |
|
下地の着色をして遊んでみました。 (2004.9.5) |
|
近鉄京都線に山田川という駅が有りますが、 このセクションも山、田圃、川の3要素が含まれています。 田圃と川は難しそうなので、まず山に取りかかりました。 フォーリッジとターフ、ライケンは20年前の手持ちを使用。 (2004.9.20) |
このセクションは電車も走るので電化してあります。 主体は九州なので交流60Hz 20kV ですが、 時々直流電車も乗り入れるので、 違和感がないように、架線柱は可動ブラケット、 架線はシンプルカテナリー、BTき電方式にしました。 |
|
架線柱は4φの真鍮パイプで可動ブラケットタイプを自作しました。 架線は太いけれど丈夫が一番とゾマフェルトのHO用(約20年前からの在庫品)を日本型に改造しました。 メッセンジャー(吊架線)は新たなピアノ線をハンダ付し、ハンガーを短くしてメッセンジャーとトロリーの間隔を短くしました。 |
|
架線高さは、あまり高くすると架線とパンタグラフの集電シューが離れて実感的でなくなり低くすると架線を前提としていないパンタグラフ(定義が変か?)が架線に負けて破損する危険があります。 国鉄の実物はレール面上 標準5.2mm(1/87 60mm)、最高5.5m(1/87 63mm) 最低4.55m(1/87 52.3mm)です。 一方欧州形模型の標準はNEM201でレール面上 標準69mm、最低60m、最高73mmと規定されています。 今回架線高さは国鉄の最高近くのレール面上62mmに設定しました。 これでHOmも問題なく走行できます。 ここまで出来ところで鉄道模型大集合in大阪へ持っていきました。 (2004.10.11) |
川の水面に何を使うか、色々悩みましたが、 簡便なことを優先しNOCHの水面シートを 採用しました。 (2005.5.5) |
お座敷運転用セクションレイアウト橋脚へ、瀬里駅へ
Modelrailroad、HOME 更新 2010.01.28