すずしろ鉄道生麦線

ヨーロッパ型HOスケールの分割式運転盤です。
篠原の24インチレール組レールにBONN駅部分を組み込んで運転していました。
それにナロー9mmゲージのレイアウトとして作成中であったものを譲り受け、スタンダードゲージ(16.5mm)に改軌し路盤付きのエンドレスにしました。

分割式ですが駅構内はゾマフェルト、それ以外はメルクリンの架線を張り架線集電可能としました。

元々がナローレイアウトだったので路盤は300mm×900mmが基本でコーナーは450mm×450mmで内側150mmカットの5角形でした。
そのため最小カーブは半径420mmとなっています。ヨーロッパ型HO量産模型は半径360mmを通過可能ですが、さすがに、この場合はシリンダー尻棒を取り外したり、スカートを交換したりす必要があること。また日本型16番(16.5mmゲージ 1/80スケール)の乗り入れを考え半径420mmしました。


日本型16番の蒸気機関車もその気になれば420mmの通過は、それほど困難なことではありません。
1970年代まで日本型蒸気機関車も最小半径450mmで設計されていた製品が多くありました。
カツミのC62(SLシリーズ)は従台車のピン穴を少し横長にすればOK、安達のC57−1次はそのままで入線可能でした。
安達のC57−4次はテンダーのブレーキハンドルがキャブと干渉し改造を要しました。安達のD52は第4動輪の横動を少し大きくしました。
いずれもドローバーは間隔の広い方の穴を使用しています。
模型の場合、急カーブ通過そのものより、ショートカプラーを採用し連結間隔が広くならないようにすることが不自然さを少なくする上で重要です。
この点、日本型量産品でエンジン・テンダー間にショートカプラーを採用しているのがKATOのC56のみというのは寂しいことです。
もっとも日本型の蒸気機関車の16番量産品はKATOのC56しかないのですが。今後登場するKATOのD51に期待しましょう。

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